「娘が家出した」と相談に来た両親。
娘は高校2年生で、両親に反抗することもない、俗にいう良い子。これといった理由は見つからない。ただ気になるとすれば、夏休みのバイトで知り合ったという女の子の存在。
頻繁に携帯が鳴り、妙に落ち着きがなくなっていたという。
捜査開始
手掛かりは部屋に残された預金通帳。お金が底をつかないよう入金を続け、行動範囲を特定していった。
見当たり調査開始から4日目の夜のこと、ある駅のロータリーでたむろしていたグループの中にいた女の子。もしや・・・。だが両親から渡された写真とはまるで違う外見。髪を染め、たばこを吸っている。
しかし、家出人捜索の経験で本人と断定し、確保した。そして両親と対面がかなったものの・・・。そっぽを向く娘。変わり果てた風貌に言葉が出ない父。ひたすら涙を流す母。1分の沈黙が1時間にも感じられた。
探偵は、その家族の人間模様に深くかかわるもの。探偵とお客様との信頼関係も大切である。
家出・失踪者・初恋の人などでお困りの方はGK探偵事務所宇都宮にお気軽にご相談ください。