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依頼人は、山形県からわざわざ栃木県宇都宮市のGK探偵事務所に電話を入れた理由をこう話す。


「警備業の免許があり、かつ調査ができる会社を捜したGKに行着いた」と。


翌日、山形へ飛び、依頼人と面談することに。駅に迎えに来てくれた依頼人は、整った顔だちで優しさと真面目さがにじみ出ているが、不健康なほどにやせていた。話によると、女性は、依頼人が結婚することを知ったあとも連絡が毎日届き、無視すれば怒り出すの繰り返しで、体重も10キロ落ちたとうつむく。そこに、結婚を控えた幸せや希望など感じられず、ただ恐怖に支配された依頼人がいた。このことは、新妻はもちろん、親族・知人等誰も知らない。女性の兄である同級生も知らない。依頼は「披露宴当日、女性を徹底的にマークし、披露宴会場や二次会会場に姿を現したら入場を阻止してほしい」という内容だった。


披露宴当日、早朝6時から女性宅を見張る。


6時半、車で山形駅に向かい、7時8分の東京行に乗車。そのまま東京まで行き、浅草に向かった。


なにやらメモを見ながら迷っている。すると、あまり知られていないような「縁結びにご利益があるという神社」を、浅草を 皮切りに都内で7ヶ所回った。手には「ご朱印帳」のようなものを持ち、なにやら唱えている様子が伺える。その表情は、何かにとりつかれたかのような鬼気迫るものがある。尾行する探偵もさすがに気味が悪いとその心情を吐露した。 


午後4時、無事に披露宴が始まったと連絡が入る。このまま山形に戻らず都内に宿泊してくれたらと願うが、午後4時過ぎの山形新幹線に乗車。向かった先は 披露宴会場方面。尾行する探偵と会場のボディーガードに緊張が走る。女性は、近くのパーキングに駐車すると、 会場のホテルには入らず、 何やらメモを見ながらホテルを一周。北の方向に立つと何かを撒いた。確認すると塩だった。それから車に戻ると、お礼のようなものを持ちながら、念仏のようなものを唱えていた。1時間が経過する頃、女性は車を出して帰宅した。 

 

この日は事なきを得たものの、報告を受けた依頼人の恐怖は続いている・・・。 


ストーカー被害に遭っている方、GK探偵事務所宇都宮に一度ご相談ください。警備業の免許を有する弊社なら、お役に立てることがあるかもしれません。

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