東海のある都市から相談に来た50代の夫。製薬会社の研究者と役員という重責を担っている。妻はある大学病院の医師で、年に4、5回、学会などで出張する。それは北海道から九州まで全国各地にわたる。 夫は1年程前から妻の浮気(不貞… Read More
Continue Readingドゥォンムーブ!スティヒァ! ~後編~
約束の3カ月が過ぎ…ついに半年が過ぎた。一度も連絡がない。夫は、ようやくこの現実を受け入れ、妻の所在を割り出すこととした。捜索開始から2週間、妻のアパートを発見。 それは、群馬県境の木造2階建ての今にも朽ち果てそうな古い… Read More
Continue Readingドゥォンムーブ!スティヒァ! ~前編~
友人に付き添われてGKに来た、40代後半の夫。人のよさそうな優しい目が印象的だ。ただ、口下手なのか、ことの顛末(てんまつ)については、一緒に付き添ってきた友人が口を開いた。 結婚して20年。夫婦二人三脚で飲食店を営んでき… Read More
Continue Reading里帰りの真実 ~後編~
夫のテールランプを追う。車は住宅地の中の小さな公園の柵に寄せて停車した。公園から道路を照らすはずの街灯が寿命なのか、点滅を繰り返している。その点滅がかろうじて運転席の夫の姿を浮かび上がらせる。探偵のひとりは、公園の植え込… Read More
Continue Reading里帰りの真実 ~前編~
両親とともにGKを訪れた30代前半の妻。妊娠6カ月。初めての子を宿している。見た目に悲壮感はない。適切な化粧を施し、衣類にも気を配り、好感抱かれる容姿と言葉遣いが備わっている。 夫は7歳年下で、一流企業の会社員。妻も結婚… Read More
Continue Reading籠の中の鳥…決別 ~後編~
夫のパソコンから、横浜の高級ホテルへ宿泊予約した事実をつかんだ。探偵も同じホテルを予約して調査することに。自宅から夫の車を尾行する2台の追跡車輌班と、先にホテルへチェックインしてフロントで待ち伏せするカップルを装った待機… Read More
Continue Reading後悔と転機 ~後編~
夫は、現場の仕事を切り上げ、大型入浴施設に行き、それから宇都宮中心部のパチンコ店に入った。探偵は、夫の背中合わせの右側に位置取り、パチンコ台のガラス越しにその様子を注視する。パチンコの玉がすべて吸い込まれたと同時に、携帯… Read More
Continue Reading後悔と転機 ~前編~
県北から両親とともに連れ立って来た学生のような若い妻。その胸の中には、心地よく瞼 (まぶた)を閉じている 生後半年ほどの天使がいる。若い割には、意思の強そうな目と凛(りん)とした姿が印象的だ。両親にも悲壮感は無い。 妻は… Read More
Continue Reading妊娠
「2年間つきあっていた男性を捜してほしい」と県南の20代後半の女性。訳を尋ねると、妊娠を告げた翌日から携帯が通じなくなり、聞かされていた勤務先も自宅住所も偽りだった。車のナンバーもわからない、写真もないという。依頼人は… Read More
Continue Reading夫の転勤…また女性の影
「転勤先の大阪でもまた、女性の影がある…」と宇都宮に住んでいたときに調査を依頼した40代の妻。昨年、夫の素行調査を実施した際、同じ社内の独身女性との不倫が発覚。女性も身を引いて、夫も念書を書いたことでこのまま結婚生活を… Read More
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