
「夫から突然、離婚届をつきつけられた」と40代の女性。子どもたちも独り立ちをした矢先の出来事だったという。「家事をしない」という夫の一方的な離婚話に全く覚えのない依頼人は「きっと女性の存在があるにちがいない」とパニックになっていた。
自宅から向かった先はあるパチンコ店。40代前半と思われる女性が待っていた。4時間ほどパチンコをした後、スーパーに寄り、買い物袋を提げた2人はアパートの一室へ。張り込むこと3時間、明かりが消えた。そして約1時間後、再び明かりがついた…。後日の調査で女性には離婚歴があり、子どもはいないという事実が判明した。
「調査をして離婚の決意ができました。あとは戦うのみです」と依頼人。その後どうすべきか相談を受け、信頼できる弁護士を紹介した。
映像を撮る際には、裁判の証拠としていかに有利になるか、細心の注意を払う。また、要望によってはアドバイスを行い、その後のケアを大切にする。調査するだけが探偵ではないのだ。