「最近主人の車の中から赤ちゃんのおもちゃが…。家には子どもがいないのに…。何か胸騒ぎがして」と県南に住む30代半ばの女性からの依頼。
ご主人は40代、とある老舗の社長。立ち寄り先から調査を開始すると、高速道路を40分ほど走り、あるアパートの一室に入った。ベランダには赤ちゃんの衣類が干してある。
その日は2時間ほどで帰宅したが、次の土曜日の調査で、アパートから出てくるご主人と、赤ちゃんを抱いた20代半ばぐらいの女性の姿をとらえた。後日の調査で、女性は取引先のOLで1年ほど前に退社し、県北に引っ越していたこと、子どもも認知済みという事実が判明した。
悲しい現実を報告するのはつらいことだ。しかし、一人でも多く、悩みを抱えている方たちの今後の幸せのために一歩を踏み出す手助けになると信じて調査を続けている。