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息子が帰宅した21時。嫁はこれからジムへ行くと出かけた。車で10分、着いた先は大型銭湯の駐車場。出入り口の近くが空いているのに、わざわざ死角になるようなフェ ンスのそばに止める。10分経過しても降りない。すると1台のワゴンが止まる。妻は助手席へ乗り込み車は発進。その車を尾行する。妻が運転席の男性の肩にずっともたれかかる様子がわかる。そして、戸建てのラブホテルへ。
不貞行為の立証のため、探偵の1人は、妻が入室した部屋のドアの開け閉めの映像が撮影できる向かいの部屋 に入室する。部屋を暗くしてベッド上部の窓を数センチ開けてカメラをセットする。残りの尾行車両とバイクは、男性の居住場所を判明させるための尾行に備える。入室してから4時間後、男性がドアを開け、すぐ後ろに濡れた髪のままの妻の姿があった。車は妻を乗せた駐車場に止まったが、暗闇でまったく中の様子が撮影できない。探偵の1人は車の死角になるよう近づき、暗闇でも撮影可能なオーロラナイトビジョンという機器を使い撮影に成功。そこには抱き合う二人の姿があった。1時間後、妻は自分の車に戻った。 男性をバイクと車で尾行する。そこから20分。ある1軒屋に姿を消した。この行動が週2回継続している事が判明。
依頼人へ報告。映像で男の顔を見た瞬間、驚愕(きょうがく)の事実が。妻の相手は依頼人もよく知る人物だった。