「自分を信じてもらいたい!」と隣県に住む35歳の妻。現在、夫が申し立てた離婚の調停中である。夫はある官公庁の職員で外面もよく、近所・職場の評判もよい。ところが、その実態は言葉の暴力と浮気、借金、パチスロに浪費した学資保険。そして勝手に家を出、官舎に単身入居してしまった。
妻は誰に相談しても、「まさか、あの人が…」と信じてくれない。調停でさえ、妻の言い分は聞いてもらえない。夫の巧みな話術と信用ある立場から、口べたな妻はなすすべもない。誰も信じてくれない。何度泣いたかわからない。しかし、愛する子どものために何としても一矢を報いたい。
調査開始4日目の夜。夫は女性と官舎近くの公園で抱擁、人目を忍ぶように別々に官舎の中へ。ほどなく部屋の電気は消えた。数時間後に出てきた女性を尾行。女性は明かりのついた一軒家に帰宅した。妻は証拠を手に、「弁護士をたてて戦い抜きます」とGKを後にした。
自分を信じてもらえないこと。これほどつらいことはない。あなたの誇り・尊厳を守るためにGKはある。