妊娠6カ月の30代の女性からの依頼。ご主人が「離婚したい」と言い出したかと思ったら、家を出てしまったのだという。ご主人とともにコンビニを経営しているのだが、アルバイトの女子高生と怪しいという情報を耳にし「離婚の理由なのでは」と調査をする運びとなった。
学校を終えた女子高生は夕方からの勤務、ご主人は昼間からの出勤。店内での仕事ぶりはいたって真面目だった。しかし、仕事を終えた女子高生を尾行すると、向かった先は、コンビニから数十分にある単身者向けのアパート。勤務を終えたご主人を尾行したところ、何と女子高生のいるアパートへ。後日の調査で契約者はご主人、女子高生は複雑な家庭で育っているという事実も判明した。
辛いご報告となったが、依頼人は「実家に戻り、子どもたちと生きていく決心ができました」と前向きに帰られた。
事実を知りきちんとした証拠をつかむことによって、依頼者の今後の生活に大きな違いがでてくる。現実的に前を向くことがいかに大切かをこの仕事をしていると感じざるを得ない。