「送別会ではない。何とその女性は日本人ではなかった」(前編から続く)

 外国人女性とともに店を出た夫は、繁華街のある店へ入った。探偵も内偵のため客を装い店に潜入。店は東南アジア系の女性ばかりのスナックだった。夫はボックス席で女性と隣り合わせ、肩に手を回し談笑している。単なる同伴出勤なのか? 探偵も様子を観察、席に着いたホステスから店のシステムなど有益な情報を収集。するとお金を払い、いわゆる店外デートができることが判明。内偵中の探偵だと知らないホステスが、しきりと誘ってくる。1時間ほどが経過した時、夫とそのホステスは席を立ち、店外に出た。外で待機していた探偵が尾行。2人は店から5分の小さなホテルへ入った。1時間後出てきた2人は、再び店に戻った。

 後日、一部始終を報告。依頼人は涙を見せるのでもなく、淡々と「夫の相手はいわゆるプロの女性ですし、しばらくは夫の態度を傍観します」と語った。

 このようなケースは、定年まで真面目だった夫が、同僚に誘われ深みにはまってしまう典型的なもの。深みにはまる前に善後策を施すことが大切となる。

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