「家から出て行くように仕向けられている…」と両親と相談に訪れた20代の妻。結婚1年。夫の両親と同居している。一人っ子である夫は、姑(しゅうと)と組んで妻に対して「いじめ」の日々が続いている。耐え忍んできたがもう限界。その理由は、妻には分かっていた。
 これまでの不審な行動と、ロックされたスマートフォン。間違いなく女性がいる。夫にもう未練はない。証拠をつかんで、徹底的に戦うことにした。
 営業マンである夫を日中からマークした。調査開始後4日目に事実が判明。夕方4時過ぎ、夫の営業車はある河川敷の目立たぬ駐車場へ。ほどなく女性が運転する軽自動車が右隣へ駐車し、夫は助手席に。その後ラブホテルへ…。継続して女性の素性を調査した。
 後日報告。特段驚いた様子もなく、「本当に助かりました。これで、夫とその女性に対して、その責任を徹底的に追及できます」と妻。妻と両親の表情は、むしろ晴れ晴れとしていた。証拠を手にGKを後にし、そのまま弁護士事務所に向かった。

 悩んで耐え忍ぶ時代は遠い昔のこと。真実と向き合い前向きに生きること、それが大切なのだ。

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