「夫が浮気をしているかも…」と暗い面持ちで事務所を訪れた40歳代の女性。女性と肩を寄せ合った写真の山を見つけてしまったのだという。結婚して20年。普段はいたって変わらない様子のご主人。スマホをチェックしても何も怪しい影はない。料金も高くなったということもない。何よりも、変わらない夫の優しさに何の不安も不満もなかったのに…、とのことだった。
調査を進め、不倫の決定的証拠をつかんだ。相手女性は中学の同級生ということが判明。報告すると「調査依頼をしなければ、不安を抱えながらも幸せに暮らしていたのかもしれません。でも、何も知らずに裏切られたまま、偽りの優しさでこの先生活をしているよりも、思い切って頼んでよかった」と涙を浮かべていた。
真実を知らずに不安を抱えながらも生活を貫くか、それとも真実を受けとめ、自身の幸せを導いていくのか、人生の選択なのかもしれない。前に進むためにも真実を知ることを恐れないでほしい。