再び相談に訪れた40歳の妻。1カ月前の素行(浮気)調査で結果は黒。出張と偽り派遣社員の女性のアパートに泊まった証拠をつかんだ。夫は妻に対して深い反省の意を示したこと、その女性の派遣期間が終わること、そして何よりも、妻の前で女性に電話して別れると言わせたことで許した。家のローン、子供のために。互いの両親にも一切報告しなかった。
しかし、夫の財布にあったレストランのレシートは、明らかに2人分。確信めいた直感。再び調査を実施。自転車通勤の夫はいつもの時間に家を出た。向かった先は通勤途上にある24時間営業のスーパー。自転車置き場に乗り入れ店内に。そのまま屋上駐車場に向かう。乗り込んだのは、前回の調査でその関係を暴いた女性の車。その後、栃木県・県北方面へ車を走らせ、ホテルへ直行した。
報告の日、妻は両親を伴ってきた。結論は離婚もやむなし。しかしその前に、女性に社会的責任(慰謝料)を科したいと、調停の申し立てに向かった。
真実を知り、相手にもけじめをつけさせること。それは依頼してくださった方が、次の人生に向きあうためにとても大切なファクターであるとGK探偵事務所は考えている。